保護犬との出会いから始まったスキンケアブランド「琴翠 KOTOMI」誕生ストーリー
ブランド誕生のきっかけ──保護犬「みこと」との出会い
先代犬との別れ、そして新たな命とのご縁
ペットと人が共に心地よく暮らせる製品を届けたい──そんな想いは、一頭の犬との出会いから生まれました。
17年を共に過ごした愛犬「チョコ」が旅立った後、再び動物と暮らすなら保護犬を迎えようと心に決めていました。
動物福祉活動に関わり、「命の教室」のボランティアとして小学校に同行し、命の大切さを伝える活動に参加してきました。
そこで動物の殺処分という現実を知り、ドイツ・ベルリンの保護施設を視察。帰国後は秋田県動物愛護推進員としても活動をスタートし、「命をつなぐ選択」が自分にできることだと感じていました。
「命をつなぐ華クラブ」で出会った保護犬「みこと」
ある日、雑誌『天然生活』の特集で保護犬施設の存在を知り、ひとつひとつ丁寧に調べていく中で、兵庫県加東市で個人で保護活動を続けている「命をつなぐ華クラブ」とのご縁が生まれました。
その施設を訪ねる前に、淡路島の「おのころ島神社」と「伊弉諾神宮」を参拝。命のルーツに思いを馳せたその後に出会ったのが、保護犬「みこと」でした。
日本神話の「国生み」にまつわる地での出会いと、命の巡り合わせから、“命”を意味する「みこと」と名付けました。
「みこと」から「琴翠 KOTOMI」へ──ブランド名に込めた想い
「まじりけのない」ものづくりと、自然への敬意
「みこと」と過ごす中で、動物にも人にもやさしく、さらに自然環境にも負荷の少ない製品を作りたいという想いが強くなりました。
そうして生まれたのが、ペットと人のためのスキンケアブランド。
最初は、そのまま「みこと」という名でスタートしましたが、商標上の問題から名称を変える必要が出てきました。
新しい名前に選んだのは、「琴翠(ことみ)」。
“まじりけのない”という意味と、翠(みどり)=自然への敬意を込めています。
「みこと」と近い音の響きを保ちながら、より広く、深く想いを伝えられる名に生まれ変わりました。
商標登録をめぐる決断と再出発
2025年、正式に「琴翠 KOTOMI」として商標登録が完了しました。
ブランドの根底にある「命をつなぐ」という精神は変わらず、名前を変えて新たなスタートを切ることになりました。
名前は変わっても、原点は「みこと」との出会い、そして動物や自然への敬意と感謝の気持ちです。
ブランド「琴翠 KOTOMI」が目指す未来
ペットにも人にも、そして地球にもやさしいスキンケア
「琴翠 KOTOMI」は、ペットにも人にも安心して使えるスキンケア製品を届けることを目指しています。
合成香料や添加物を極力避け、自然素材を大切にした処方で、敏感肌のペットや飼い主の方にも好評をいただいています。
今後は製品の拡充に加え、動物愛護や命の尊さについて伝える活動も継続していく予定です。
今後の展開と、応援してくれる皆さまへの感謝
これまで支えてくださった皆さまに、心からの感謝を込めて──。
商標登録を機に、より信頼されるブランドとして歩んでまいります。
「琴翠 KOTOMI」が、ペットとの暮らしに寄り添う存在となれたら、これほど嬉しいことはありません。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。